Misc |
2006/10/21(土) 04:30
やっぱすげー、すげーよGoogle。
記事の主題はアジャイルだけど、Googleの経営が垣間見える。
そこかしこでちょっとは聴いたことのある内容だけど、
この記事はリアリティに溢れていて、俺が思う経営の理想形にほぼ一致している。
しかもあのスケールになっても!尊敬以外に何ができようか。
良いアジャイルと悪いアジャイル
オリジナル英語版
この記事で得た気付きとかヒントとかをメモっとこう。
■「普通の」プロジェクトは、日程ドリブンで全てが動いている
・Googleのプロジェクトは全てASAP(期限なし。出来る限り早く)
⇒これはGoogleがServicerだから出来ること。自社のサービスはいつリリースでもよい。
SIerとして顧客のシステム開発を請け負っている場合はどうしようもない。
人月よりも出口が無いな。
人月は成果物への対価でなんとかなるが、納期はどうしようもない。
顧客ビジネス or ステークホルダの都合で動いている以上、仕方ない。
ビジネス創造・企画から実装まで自分でコントロールが必要。
ちょっと脱力した。
⇒SIerではなく、BIer(ビジネスインテグレータ)をやったらどうだろう?
顧客の持ってる資産
(ここでは既存ユーザ、パートナー、システム、資金などビジネスを形成しているものの一部)
を利用して、ここまで使わせてくれればこれだけ儲ける基盤を作るから、
レベニューシェアしよう、とか。
普通の提案との違いは、顧客は資産の提供だけ、BIerは売上と利益の提供だけしか約束しない。
ビジネス成功の責任はBIerにある。
そしてビジネスの構築(システム含む)の責任も一貫してBIer。
普通の投資との違いは、顧客は自社のビジネスを創るということ。
VCみたく他人に出資して早く成功しろと急かすことなく、経営に口をはさむことなく、
自社のビジネスの成功のためにコミットする。
でも失敗したときの処理を考えないとなあ。
■GoogleではPMBOKのプロジェクト管理が(おそらく)通用しない
・PMBOKでは、プロジェクトの一特性として有期性=始まりと終わりの期日が明確に存在することが示されているが、Googleではプロジェクトの終わりの期日が存在しない
・計画的な人的リソース管理が難しそう
⇒誰が、いつ、どのプロジェクトへ移っても良いというところ。
どうやって計画とか管理しているんだろう?ってしてないんだろうな。
・全員がPMBOK相当の内容を知って理解しているからこそ可能なマネジメント
■高い暗黙知と自律性
・個々のスキルの高さがあってこそ成り立つ自律的マネジメント
・暗黙知というと語弊があるが、共有された目的を全員が持ってそれに向かっている状態
■リスペクト
・全ては尊敬の念から成り立っている
⇒俺は人としての信頼が必要だと思うが、Googleでは尊敬から来る信頼が高いと思われる
■GoogleとOSSプロジェクトと大学院のみが真のアジャイルを実践出来うる
・一般的な「アジャイル」はある意味悪いミーム
⇒個人的にはちょっとどうかな?というスタンスだったXPだが、
そもそも「方法論」と自分で名乗るものに確かに良いものは存在しないと同意
⇒XPは実践的に見えるが、実践的(現実的)ではないという事実に目を向けるべき
■モチベーション維持に十分なインセンティブ制度
・特に金銭的な仕組みに興味あり
⇒売上・利益とのバランスとか、どういう成果に対してどういう設定がされているのか?
■ステークホルダ全員の幸せ(の代替)を提供することにこだわっている
・一番感じる&尊敬するのはこれで、俺が考える経営の理想形
⇒「幸せ」は人によって違うので、会社は提供できない
会社がステークホルダに提供できる幸せの代替形である金銭としての報酬が
十分であるからこそ可能な理想形。これが可能な経営基盤を作るだけでもすごい。
■企画・立案〜実〜サービス提供までを同じ人が実施して、成果報酬を得る
・これが効率よく成功するために一番必要だと、新人の頃から思っていた
⇒でも実践できる人は少ないからそこにチャンスがあると思っていたけど、
十分やってる人たちがわんさか同じところにいるのか。すげーな。
■日本のGoogleはこの文化を継承できているのかな?
・単純な疑問
⇒Microsoftもそうだけど、ローカライゼーションでいっぱいいっぱいになりがちなのは
どう回避しているんだろう?まあ成果報酬ならGoogle Mapsとかも誰か手を上げてやるか。
そう考えるとGoogleのサービス価値の高さに改めて気付く。
同じアイディアでも、収益性がわかってればそっちが面白くてやるよね。
うーん、やっぱり敵わないかなー、とか思わざるを得ないなー。
同じ経営方針は出来そうだけど、ここまでスケールできるとはさすがに想像が難しい。
でも想像するまでもなく、そこにすでに存在するんだから実現可能なはず。
がんばろうっと。
記事の主題はアジャイルだけど、Googleの経営が垣間見える。
そこかしこでちょっとは聴いたことのある内容だけど、
この記事はリアリティに溢れていて、俺が思う経営の理想形にほぼ一致している。
しかもあのスケールになっても!尊敬以外に何ができようか。
良いアジャイルと悪いアジャイル
オリジナル英語版
この記事で得た気付きとかヒントとかをメモっとこう。
■「普通の」プロジェクトは、日程ドリブンで全てが動いている
・Googleのプロジェクトは全てASAP(期限なし。出来る限り早く)
⇒これはGoogleがServicerだから出来ること。自社のサービスはいつリリースでもよい。
SIerとして顧客のシステム開発を請け負っている場合はどうしようもない。
人月よりも出口が無いな。
人月は成果物への対価でなんとかなるが、納期はどうしようもない。
顧客ビジネス or ステークホルダの都合で動いている以上、仕方ない。
ビジネス創造・企画から実装まで自分でコントロールが必要。
ちょっと脱力した。
⇒SIerではなく、BIer(ビジネスインテグレータ)をやったらどうだろう?
顧客の持ってる資産
(ここでは既存ユーザ、パートナー、システム、資金などビジネスを形成しているものの一部)
を利用して、ここまで使わせてくれればこれだけ儲ける基盤を作るから、
レベニューシェアしよう、とか。
普通の提案との違いは、顧客は資産の提供だけ、BIerは売上と利益の提供だけしか約束しない。
ビジネス成功の責任はBIerにある。
そしてビジネスの構築(システム含む)の責任も一貫してBIer。
普通の投資との違いは、顧客は自社のビジネスを創るということ。
VCみたく他人に出資して早く成功しろと急かすことなく、経営に口をはさむことなく、
自社のビジネスの成功のためにコミットする。
でも失敗したときの処理を考えないとなあ。
■GoogleではPMBOKのプロジェクト管理が(おそらく)通用しない
・PMBOKでは、プロジェクトの一特性として有期性=始まりと終わりの期日が明確に存在することが示されているが、Googleではプロジェクトの終わりの期日が存在しない
・計画的な人的リソース管理が難しそう
⇒誰が、いつ、どのプロジェクトへ移っても良いというところ。
どうやって計画とか管理しているんだろう?ってしてないんだろうな。
・全員がPMBOK相当の内容を知って理解しているからこそ可能なマネジメント
■高い暗黙知と自律性
・個々のスキルの高さがあってこそ成り立つ自律的マネジメント
・暗黙知というと語弊があるが、共有された目的を全員が持ってそれに向かっている状態
■リスペクト
・全ては尊敬の念から成り立っている
⇒俺は人としての信頼が必要だと思うが、Googleでは尊敬から来る信頼が高いと思われる
■GoogleとOSSプロジェクトと大学院のみが真のアジャイルを実践出来うる
・一般的な「アジャイル」はある意味悪いミーム
⇒個人的にはちょっとどうかな?というスタンスだったXPだが、
そもそも「方法論」と自分で名乗るものに確かに良いものは存在しないと同意
⇒XPは実践的に見えるが、実践的(現実的)ではないという事実に目を向けるべき
■モチベーション維持に十分なインセンティブ制度
・特に金銭的な仕組みに興味あり
⇒売上・利益とのバランスとか、どういう成果に対してどういう設定がされているのか?
■ステークホルダ全員の幸せ(の代替)を提供することにこだわっている
・一番感じる&尊敬するのはこれで、俺が考える経営の理想形
⇒「幸せ」は人によって違うので、会社は提供できない
会社がステークホルダに提供できる幸せの代替形である金銭としての報酬が
十分であるからこそ可能な理想形。これが可能な経営基盤を作るだけでもすごい。
■企画・立案〜実〜サービス提供までを同じ人が実施して、成果報酬を得る
・これが効率よく成功するために一番必要だと、新人の頃から思っていた
⇒でも実践できる人は少ないからそこにチャンスがあると思っていたけど、
十分やってる人たちがわんさか同じところにいるのか。すげーな。
■日本のGoogleはこの文化を継承できているのかな?
・単純な疑問
⇒Microsoftもそうだけど、ローカライゼーションでいっぱいいっぱいになりがちなのは
どう回避しているんだろう?まあ成果報酬ならGoogle Mapsとかも誰か手を上げてやるか。
そう考えるとGoogleのサービス価値の高さに改めて気付く。
同じアイディアでも、収益性がわかってればそっちが面白くてやるよね。
うーん、やっぱり敵わないかなー、とか思わざるを得ないなー。
同じ経営方針は出来そうだけど、ここまでスケールできるとはさすがに想像が難しい。
でも想像するまでもなく、そこにすでに存在するんだから実現可能なはず。
がんばろうっと。
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Googleの勢いはスゴイですね
Googleを見ていると、働いていることが楽しそうに、自然に感じられるのが不思議です。けれどこれから働くこと自体がそうなっていくのかなと楽しみです。
楽しく働く、かつ
コメントどもです。
楽しく働く、かつ儲けているところがすごいですよね。
儲かり方も半端ないですけどw
あそこまでスケールしても楽しさを維持できているんだろうな、というところがすごいなと。
しかしyosswiさんのアジャイル特化視点は面白いですね。
人生アジャイルで行こうって感じですかね。見習うためにRSS登録しますw